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【観戦記】第59回関東大学アイスホッケー選手権大会 Aグループ決勝戦 早稲田大学対明治大学

秩父宮杯第59回関東大学アイスホッケー選手権大会Aグループ 決勝 早稲田大学対明治大学
(2010年4月29日(木・祝)17:30~ ダイドードリンコアイスアリーナ)

明治大学
GK31寺島 44伊藤
30木谷 19牛来(拓) 20牛来(建) C8長岡 14佐藤
61 土屋 22小原 40上野 A21赤坂(優) 10本野
A18古市 11角橋 25近藤 76本間 71楠本
13原 87金 17高橋 3草森 47阿部

早稲田大学
38-2
18-8-13-22-7
12-21-14-4-23
26-19-9-3-16
11-15-28-36-17

レフェリー:川村・向坂 ラインズマン:山下・川合 ホームチーム:明治

決勝進出は2007年以来(浅利拡キャプテンのとき)。優勝は2003年以来(飯村キャプテンのとき)。7年間破れていない春の壁を長岡キャプテン率いるチームがどう破っていくのか。

<第1ピリオド>
明治は3つ回し。3つ目のDFは本間・楠本・阿部の3人で回していました。

0:30 長岡がブルーラインからシュート、リバウンドも出るが誰も叩けず。

1:03 牛来(拓)がブルーラインから切り込んでゴール前まで持ち込むが、GKにセーブされる。

1:58 楠本が自陣からパックをクリアするも、早稲田にパスをする形になってしまい、2-0の形を取られてしまうが、GK寺島がしっかりとセーブ。

2:51 早稲田に4-2の形を取られるが、シュートはGK寺島のセーブでリンク外へ。

3:21 早稲田にゴール裏からゴール前へのパスを通されシュートを放たれるが、GK寺島がセーブ。

8:03 先制!!! 明治1点目 G61土屋←A22小原
 小原のゴール右サイドからのシュートがGKのセーブで真上に上がり、GKの背中とゴールの間に落ちたところに土屋が突っ込み決めてきた。

9:29 早稲田のブルーラインからのシュートが、ゴール裏フェンスに当たって跳ね返ってきたところを、横から押し込まれそうになるがGK寺島がセーブ。

10:38 ゴール左前のフェイスオフから出たパックを牛来(建)がワンタイムでシュートを放つが決まらず。

10:51 ・・・ 早稲田1点目 G18←A8
 先制後リードを2分しか守れず。

10:51 明治 タイムアウト
 GK寺島⇒伊藤に交代。試合開始時からアップを続けていた1年生GK伊藤が早くも登場。これで立ち上がりのばたばたした流れを落ち着かせることが出来るかどうか。

12:47 早稲田のゴール右からのシュートをGK伊藤がキャッチ(これが伊藤へのファーストシュート)

13:00 早稲田・寺尾が明治ゴールに体ごと突っ込み、ゴールを派手に動かしていく。しばらく試合中断。
 この試合中断が功を奏したのか、ばたばたした感じも落ち着き、危なっかしい感じが減ってくる。

16:18 ゴール左前からの早稲田のシュートをGK伊藤がキャッチ。

18:08 早稲田にゴール前から立て続けに3本シュートを放たれるが体制を崩しながらもGK伊藤が全てセーブ。

19:26 小原がブルーラインからシュートを放つがGKにセーブされる。

シュート数 明治7 早稲田13

決勝の緊張感に包まれた1ピリ。思うように早稲田ゴール前にパックを集められず、逆に攻め込まれることも多い20分でした。4年生(特に長岡・赤坂)は緊張で思うように体も動いていなかったような・・・。

<第2ピリオド>
リンク整備が長引き、試合開始がかなり遅れる。

0:33 ボード際を牛来(拓)がパックを持って上がり、ゴール裏の木谷にパス。木谷がゴール左前に詰めてきた長岡にパスを通し、長岡がシュートを放つがゴールを動かされてホイッスル。

0:49 小原がゴール右サイドからシュートを放つがGKにセーブされる。
 1ピリとは変わって、明治が試合の流れを支配している感じが続いていきます。

4:13 赤坂がブルーライン右サイドからシュートを打つが、スティックが折れてしまい、パックを早稲田にスティールされ3-2の形を取られる。スティックを持っていない赤坂を含め自陣でばたばたするが、何とかクリア。

5:39 牛来(建)と木谷で2-1の形になり、牛来(建)がパックを持って上がるが、木谷にパスを出せず。

6:08 1つ目が3-1の形を作り、シュート、リバウンド、共に叩き早稲田GKの体制も崩したが決めきれず。

7:01 小原がゴール左横から放ったシュートがGKの股下を通りGKと一緒にゴール内に入ったように見えたが、ノーゴールの判定。下の写真なんですけれどね・・・。正面からだからなんとも言えないけれど、角度的にはゴールライン越えてると思うなぁ。ゴールジャッジからはGKのグラブが邪魔して見えなかったかなぁ。
100429_goal.jpg

7:21 早稲田に2-1の形を取られるが、GK伊藤がセーブ。

9:13 反則 早稲田26 フッキング

9:25 ブルーライン中央から長岡がシュートを放つが、GK正面でキャッチされる。
 この試合初のパワープレーもこの先は全く形を作れず、シュートもほぼ0。

11:32 早稲田に1-1の形を取られるが、守っていたDF阿部がしっかり押さえ切ってシュートを打たせず。

12:22 古市がゴール裏からゴール前の角橋・近藤にパスを出すが、シュートをGKに押さえられる。

13:01 ゴール右前の小原のフェイスオフから土屋がシュート、リバウンドに上野が突っ込むが決められず。

13:50 土屋が自陣からパックを持って切り込んでいくが、シュートを決められず。

13:58 反則 早稲田11 フッキング

14:41 反則 早稲田8 ハイスティック(ダブルマイナー)
 牛来(建)の顔にスティックが入り出血したためダブルマイナーに。
 5on3のチャンスも、シュートがなかなか打てず。ゴール前になかなかFWが入っていけない、ブラインドに入らないなどなど・・・消極的なパワープレーが続きました。

16:02 赤坂のゴール前からのシュートのリバウンドに土屋が突っ込むが決められず。

17:07 土屋がゴール左前からシュートを放つが、リバウンド出ず。

18:13 本野がブルーライン右サイドからシュートを放つがGK正面。

19:05 牛来(拓)がゴール前でシュートを放つがGK正面。

19:50 上野がゴール前からシュート。

19:57 反則 明治40 スラッシング
 ゴール前の混戦の中で。

シュート数 明治15 早稲田8

2度のパワープレーチャンスを生かせず、疑惑のノーゴールもあり、明治が攻めきれない感じが漂う20分でした。

<第3ピリオド>
明治は初のショートハンド。

0:50 長岡が自陣からクリアしたパックを早稲田GKの小野がレシーブしてパスを出そうとしたところ、そのまま転んでパックが早稲田ゴール裏へ。誰か明治の選手がパックを追っていれば・・・。

1:35 ルーズパックに小原が走りこむがオフサイド。

1:55 早稲田に3-1の形を取られるが、パックキャリアがそのままシュートを打ち、GK伊藤がセーブ。

3:14 古市が早稲田ゴール裏で粘りゴール前へパス。木谷が突っ込みシュートを放つが決められず。

6:11 早稲田に2-1の形を取られ、ゴール前で左サイドから右サイドへパスを通されバックドアから叩かれるがGK伊藤がナイスセーブ!

7:47 反則 早稲田19 フッキング
 小原がボード際で倒される。

7:50 ゴール右前の牛来(拓)のフェイスオフからでたパックをゴール正面で長岡がシュートを放つがGKにキャッチされる。

9:13 土屋が早稲田#12高橋にノーマークを取られそうになるところを、しっかり体を入れて守りきる。

9:25 早稲田のゴール右前からのシュートがポスト直撃。

10:48 赤坂がブルーラインでパックを拾い、切り込んで行きシュートを放つがGK正面。

13:03 長岡がニュートラルゾーンでパックを拾い、自分で持ち込みシュート。

15:50 早稲田にゴール正面からシュートを打たれるが(ブラインドも入られたが)GK伊藤がセーブ。

18:15 早稲田にブルーライン左サイドからシュートを打たれ、ゴール前でリバウンドを叩かれるがGK伊藤がセーブ。

19:20 牛来(建)がゴール裏からまくるが、シュート決められず。

シュート数 明治10 早稲田14

<延長>(4on4 10分間)
明治はFW19牛来(拓)-30木谷、22小原-61土屋、18古市-上野の3つ回し、DF8長岡-14佐藤、10本野-21赤坂の2つ回し
延長開始前のベンチ内はちょっと笑顔も見えていて雰囲気的には悪くない感じ。

2:57 小原がニュートラルゾーンでパックを取り、切り込んでいってシュートを放つが決められず。

6:30 木谷がゴール裏からゴール前の牛来(拓)にパスを出し、牛来(拓)がシュートを放つが決まらず。

8:11 ブルーライン左サイドからもとのがシュートを放つがゴール枠を反れる。

9:12 早稲田に3-2の形を取られるがGK伊藤がセーブし、佐藤がしっかりクリア。

9:12 早稲田 タイムアウト

10:00 土屋がゴール右サイドからシュート、小原がゴール左前リバウンドに突っ込むが決められず。

シュート数 明治4 早稲田4

<GWS>
両チーム3人ずつのGWS戦。パックトスの結果、明治が先攻。

明 治1人目 22小原 × ゴール左から狙うが枠を反れる
早稲田1人目 21寺尾 × ゴール正面から狙うがGK伊藤がセーブ
明 治2人目 19牛来 × やや右サイドから左肩口を狙ったように見えたが決められず
早稲田2人目 22中居 × ゴール左を狙うが枠を反れる
明 治3人目 61土屋 ◎ GKのキャッチンググローブ下を抜いてきた!
早稲田3人目 8 山下 × GK伊藤がセーブ!

明治大学2(1-1、0-0、0-0、延長0-0、GWS1-0)1早稲田大学
明治大学7年ぶりの春制覇!


「優勝」の2文字を知らない選手だけで戦う最初の大会。準々決勝、準決勝と1点差の薄氷の勝利で勝ち上がってきたのは勝てなかった3年間で培われた粘り強さと、自分たちでもわかっているであろう得点力の無さの証拠。
だからこそ4年生は胃をきりきりと痛めながら戦っていただろうし、監督・コーチの皆さんも頭を悩ませながら戦い続けてきたのだろうと思います。それだけ神経と頭脳と体力を使い切ることが出来たことが、7年ぶりの壁の突破口になったのではないでしょうか。

1ピリのたった2分間しか得点が動かなかった決勝戦。そこから60分間+GWSと一度もゴールネットを揺らされること無く守り続けた1年生GK伊藤。どっしりとした安心感で、全くゴールを入れられる感じがしない。途中、FW・DFがばたばたとしてしまい、特に延長の最後3分くらいは本当に危ない場面が続いていましたが、本当にゴール前で大きな存在でした。もしかしたら、明治の歴史の重圧をまだそれほど感じていない1年生だからこそ守りきれたのかもしれない。

優勝が一度途切れると、それを取り戻すのは本当に難しい。今回も丸4年かかっているし、その前は丸6年かかっています。でも、今回の優勝はその4年間があったからこそ手に入れることができた勝利だと思います。得点力の無さを自覚したのも昨日、今日の話では無いはずだし、全員が全力を尽くせる方向にチームを動かさなければ勝利は手に入らないということを自覚したのもこの4年間があったからこそ。ここぞという試合で力を出せない日々が続き、でも今年1月のインカレの準決勝で結果を残せる確信を得て、決勝戦で全力を出しても「決勝のプレッシャー」で動けなくなる自分たちに気づき、それが全て今回の大会に繋がったのかなと思います。ここが新生「明治」の第一歩ですね(歴史が長すぎるから第何期かは全くわからないけどね・・・笑)。

優勝って、本当に幸せだよね。
「優勝」の二文字は明治大学アイスホッケーチームに関わる人・知る人だけじゃなく、明治大学を愛する人たち全員に幸せな気持ちをもたらしているんですよね。今回はそのパワーに改めて驚きました。

個人的な話をすると、15年間明治大学アイスホッケーチームに細々と関わり続けていますが、校歌の円陣の中で写真を撮ったのは15年ぶりでした。あの「最後の2秒」で勝った1995年の苫小牧インカレ以来。あの場所で写真を撮ったのは私の中でもある小さな決意があったから。その決意、ちょっとは明治のアイスホッケーチームにも関係があると思うので、ここに書いておきます。今回の優勝は爆発的な感激に襲われるというわけではなく、あぁ良かったなぁ~としみじみホッとして、じわっと涙が浮かんでくる瞬間でした。

改めて選手の皆さん、監督・コーチの皆さん、OBの皆さん、父兄の皆さん、本当におめでとうございました&ありがとうございました。
また幸せな瞬間に立ち会える日が、遠くない将来に来ますように♪
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Appendix

プロフィール

山下恭子

Author:山下恭子
明治大学アイスホッケーチームの情報、試合観戦記、写真などを掲載していきます。
管理人:山下恭子への連絡は
kyk_pooh@hotmail.com
(アットマークを小文字に変えて下さい)
もしくはFacebook、Twitter:kyoko_zoolifeまでどうぞ。

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